九份、レトロなファンタジーの町

2012/09/29


>> 基隆客運

さて、台北の観光で超人気の「九份(ジョウフェン)」に向かう。

その前に、注意事項。今から行こうと思ってる皆さん!バス停が変わってるから気を付けてね~!

前は緑のそごうの向かい側あたりにバス停があったけど、今はそのバス停から白そごう方面へ行って、角にNETというブティックのある大きな交差点を左に折れたところに移転している。地図→

なんとそれがわかったのが、出発の2日前。たまたま九份まで行くバス会社「基隆客運」のウェブサイトを見たら、変更のお知らせが出ていたのだ。きっと知らなくて困った方もおられただろう。

目印はこの看板。「金爪石」行のバスに乗り、「舊道口」もしくは「九份老街」で降りる。人が一気に下りるので、間違うことはないはず。

ちなみに料金は遊々カードが使える。私が乗ったときは、半透明の切符みたいなものを運転手さんがくれて、降りるときに回収していた(帰り道だけ)あれは何だったのだろう。

待つこと約10分。バスが来た。噂通り寒い!すかさずカーディガンを着て冷房ガードした。こちらでは気温差が激しいので、薄手の上着は必需品だ。

40分くらい走ったところで、突然バス停車。

途中に国鉄の駅があり、そこで多くの人が乗ってくると聞いてはいたが、なんと全員降ろされた。乗り換えが必要だということらしい。

ちゃんと金爪石行のバスに乗ったのだが…こういう事もあるということでご参考に。

さて降ろされた人たちが向かったバス停。後からついて行って確認したら、どうもここが乗り換えポイントらしい。→

←さっきの写真の左上の部分。

この看板のところで乗る。基本、並んでても順番はあってないようなものらしい(笑)さっさと乗り込んで座ってしまおう。

でも私が乗った平日の夕方は比較的すいていた。



ここから目的地までは、また30分くらい。

所要時間約60分と聞いていたのだが、実際はもう少しかかった感じだ。

ここらあたりから、町の風景が変わってきた。

さっきまではゴミゴミと密集した風景だったが、緑が多くなり山の中へ入っていくムードが体感できる。やがて、バスはくねくねと曲がった山道に入り、夕暮れの気配を帯びた空と海が車窓に広がる。嗚呼、絶景かな。


>> 九份
到着。このひなびたムードが、なんともいえない。

九份の観光エリアには、写真中央のセブンイレブン横の入り口から入っていくのだが、ちょっとその前に、高台にある展望台へ。

(この写真を撮っているあたりが展望台)


あいにくこの日はあまり天気が良くなかったのだが、それでもさきほどバスの中で見た景色の2割増しの絶景が眼下に広がる。





写真ではほぼ日暮れに写ってるけど、まだそんなに暗くない。

台北は島の西の方にあたる内陸部だが、ここは東にガーーッときた海沿いの山の上。景色がいいのもうなづける。

さて、地元のじいちゃんたちに交じってちょっと休憩したら、いよいよ街の中へ。


セブンイレブンから入って行ったら、こんな商店街が中に広がる。

ほとんどが観光客目当てのお土産や飲食店で、たまに占い屋さんとか、いかにもな店がちらほら。

お腹すいてたら買い食いするんだけど、さっきの小龍包がきいてるので、なーんにも入らない。

でも、もし食べるなら名物の「芋圓」がおすすめ。カップの中に芋やら豆やら入った、ごちゃまぜのあんみつみたいなのを、女子軍団が食べながら歩いていた。魚団子みたいなのも美味しそうだった。



ずんずん歩いていくと、「九份茶房」が見えてくる。(看板には「九份茶芸館」と書いてあるけど、日本のガイドブックでは茶房の表記多し)

ここらでいちばん値段が高くてオサレな茶芸館なのだそうだ。当然、現地民など一人もいない。どうしよっかな~と思ったけど、せっかく来たので入ってみた。

ふむ、洒落とる。

古き佳き時代の雰囲気のインテリア。一階は室内とテラスでお茶を飲めて、地下がショップになっている。

「ニホンジンデスカー」

ほらやっぱり、日本語対応。ソウデスヨーと返してテラスに案内してもらう。この時間に来るという事は、そうだよ夕陽が狙いだよチミ。よくわかっとるじゃないか(笑)





日本語ペラペーラのお姉さんが、「まずは冷茶です、サービスですのでどうぞ~」と持ってきてくれた、日本酒のおちょこくらいのお茶。これけっこう美味しかった。

やがておもむろに、茶芸セットがやってきた。

私は家にも茶盤や蓋椀を揃えていて、中国茶を頻繁に楽しんでいる。なので、だいたいの淹れ方はわかるのだが、ここのは中国や香港のやりかたとは少し違うようだ。

烏龍茶の本場、台湾スタイルということか。とりあえず言われた通りに、さまし湯で淹れる。ぬる湯で二煎目のほうが美味しいのは、テアニンが豊富な茶葉なのだろう。なかなかいける。

ちなみに、おすすめの「東方美人」という、台湾を代表する茶葉で900元(2500円)という、ハイソなプライス!

さらに茶芸館の計算方式は、茶葉+湯の料金×人数=合計金額なので、一人で行った私は1000元という、超セレブなお会計に。

ただし茶葉は一斤の値段なので、残ったものは持ち帰り可能。どっちにしても、台湾ではクレイジーな値段設定だと思われ。


>> 九份老街


お茶をしばき倒した後は、いよいよベストビューを求めて市街へ。(といっても路地裏で構成されているのだが)

ガイドブックにさんざん書かれていることだが、この街はジブリの映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったのだとか。

私の場合、付き合いで映画を見に行った記憶はあれど、興味なくて途中で寝てしまった(笑)奴なので、はたしてこの光景が似ているのかどうか定かでない。

さらにあちこちの旅行サイトでも「千と千尋のモデルになった町です」という観光地がいっぱいあるので、ほんまかどうかも定かではない。


でもまぁ、それを差し引いてもレトロな昭和チックな感じは悪くない。ちょっと「作りました」臭はするが、夕方になると店がパタパタ閉まるところが、やる気がなくて(笑)いいな~と思った。

この感じでだいたい7時くらいだろうか。日没の時間を調べてきてよかった。

提灯のともる路地は、山の斜面にそうように海に向かうのだが、中間地点に立つと右のような「レトロな風景ごしに夕陽の海」が見えるのだが、まぁみんなそれを知ってるわけで、芋洗い状態(笑)

なんで私が見下ろせてるかというと、商店の塀によじ上って撮ったから。(良い子は真似してはいけませんw)

山側をふりかえると、こんな感じ。

これほとんど日本人じゃない?

さもありなん。地元の人からすると、ここで売られているものは常軌を逸脱した価格なのだ。炭鉱の近くの坂の町だったのが、一気に高級観光地へ。情報社会ってすごい。

さて、陽も暮れたし台北市内に戻ろう。ここは夜に遊べる街ではない。

帰りはセブンイレブンの向かいから。タクシーの客引きがあるが、一人なので再びバスへ。夜の台北住宅街の景色は、日本より明かりが少なく切ない感じがした。



>> 足満足


バスに乗って忠考復興駅まで戻ってきたのが9時前。そこから地下鉄で台北駅へ。なんか軽く食事でもと思って、駅の二階にある巨大なフードコートに行ってみたけど、なんか小ぎれいというか変に今風というか、あんまり美味しそうでなかった(小汚い屋台に慣れた体)ので、パス。

駅前の路地に入って、夜もあいてるジューススタンドを見つけたので、パパイヤミルクを頼んでみた。

ほんとは台北では「牛乳大王」というチェーン店のが美味しいと評判らしいけど、果物がフレッシュだしどこでも美味しい。注文するとニコニコしたおばちゃんが、朱赤に熟れた大きなパパイヤを、まっぷたつにしてその場で作ってくれた。

値段は50元。日本円で150円弱くらいか。ずっしり重たく、とことん濃厚。たぶん果実分80%くらいではなかろうか。もちろん、美味しい!このカップ一杯でお腹がいっぱいになった。

おばちゃんも愛想よかったし、常連っぽい若い女の子が親切に「お砂糖は量を少なくできるよ」「駅の方角はわかる?」と声をかけてくれて、なんだかとても嬉しかった。

この国の方々は、ほんっと親切。もし台湾で自然災害が起こったら、できる限りの援助をしたるでぇと思う。同じアジアの周辺諸国でも、この国とだけは絶対に戦争はないと思う。


そしてジュース持ったまま、訪れたのがこちら。

「足満足(ズーマンズー)」というマッサージ屋さん。台北市内にはこういうマッサージの店が至る所にあり、日本語のサイトでも割引券がダウンロードできる。

私の場合は「もし疲れたら行ってみるか」と思って、案内ページをプリントしていたが、今夜はまさにその時。歩き疲れて足も腰もへろへろだったので、帰国前に体をリセットせねば!

あやしい施術ベッド(笑)

全身コース約100元をチョイスしたのだが、担当してくれたお兄さんが、丸くて頼りなさそうで、秋葉原によくいらっしゃるような、逆体育会系男子www

大丈夫かいなと思いつつ、施術着に着替えてもみもみ45分。「イタイ?イタクナイ?ダイジョブ?」と100回くらい聞かれながら、あんまり痛くないまま終了。マッサージ椅子よりかは、腰が軽くなったかな?

そしてそのまま階下の足コーナーへ。ここではプロの目を持つおっちゃんが待ち構えていた。キラーン

何やら良い香りのするフットバスへ足をつけて、日本語テレビ(各シートに備え付け)を見ながらリラックスしていたら、やおらおっちゃんが私の足を引きずりだし、ぐいぐい押すわひねるわ、棒でぐりぐりするわ(ひぇぇぇぇぇぇ)、脂汗じっとりの痛さ!

最後に秘密道具のナイフで角質を削って、終了。仕上げは若いおねえちゃんが、ボディミルクでマッサージしてくれた。

で、立ち上がったら驚くほど足が軽いの。おっちゃんの技、すごかったんだなと納得。ハイヒールのはきすぎとか、座って仕事してるだろうと言われ、あーやっぱし足を触るとわかるんだと、プロの眼力に恐れ入った!

ホテルに帰って飲んだビールの旨かったこと。

あ、「牛肉乾」ってビーフジャーキーのことね。台北のスーパーやコンビニでは、やたらこいつが売ってある。

明日はいよいよ帰国日。夕方の便なので、最後の買い物と食べまくりに費やすぞー!ということで、オヤスミナサイ・・・



>> いよいよ台北最終日…帰りたくない~




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